世界的人気のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通じて友情と恋愛模様を描く青春ラブコメ漫画「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」第4巻のあらすじとレビューです。
第4巻は、はじめと来島の本気デュエルの続きから始まります。決着はどうなるのか…
一部ネタバレを含みますのでご注意下さい
関連記事 【ネタバレあり】「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」3巻のあらすじと感想
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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。|第4巻の主な登場人物
神納はじめ(かのう はじめ)
神河私立ときわ木中学校に通う中学二年生の男子で学年二位の頭脳の持ち主。「マジック:ザ・ギャザリング」にハマっており、黒デッキを愛用している。
自転車で1時間離れた街で偶然「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしている彗美と出会い、マジックを通して彼女と交流していき、いまでは特別な存在になりつつある。
沢渡彗美(さわたり えみ)
神河私立ときわ木中学校に通う中学二年生の女子で学年一位の頭脳の持ち主。学校では超真面目の優等生。
「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしているが、学校のイメージと180度違うため学校では秘密にしている。白デッキを愛用している。
偶然「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしているところはじめに見られたことをきっかけに交流を深めていき、特別な存在になりつつある。
諏訪原八雲(すわばら やくも)
はじめ、彗美と同じ中学二年生。
渋谷のDCIトーナメントセンターで行われていた大会に出場した時に、はじめが声をかけたことで仲良くなる。
気さくなはじめに心惹かれている。
来島卓(くるしま すぐる)
神河私立ときわ木中学校に通う中学二年生ではじめとは中学入学以来の親友。
青のコントロールデッキを得意とし、彗美を巡ってはじめと本気のデュエルをする。
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第4巻のあらすじ【ネタバレあり】
第13話|俺たちの大混乱(後編)
✝クラウド✝(はじめ) VS ✝片翼の天使✝(来島)の三本勝負二本目。
はじめは手札を捨てるとプレイヤーにダメージが入る「偏頭痛」をプレイ。来島のデッキのキーカード「精神力」は手札を捨てることで能力が発動するが、「偏頭痛」によってコンボを止められてしまった。
来島は投了をして二本目は、はじめが勝利。
そして運命の三本目。一進一退の攻防が続くが来島は「道化の帽子」を使って二本目で敗れるきっかけとなった「偏頭痛」を追放し、次のターンで勝利が見える状況を作り出した。
絶体絶命の中ではじめは彗美と交換したカードを使って一発逆転のカード「憎悪」を発動して見事勝利。そこには来島の知らないはじめの姿があった。
「うまくやれよ、沢渡さんのこと。応援してるからな」
来島は彼女と別れおらず、いろいろな思惑の中ではじめと決闘していたのだ。
はじめが帰ろうとすると彗美が声をかけてきて二人は立入禁止の鉄塔にやってきた。ここは神河の街が一望できて彗美が嫌なことがあるとよくやって来ていた思い出の場所だった。
ここではじめは恐怖の大王がやってきたときに会う場所をこの鉄塔にしようと提案する。彗美は約束を覚えていたことを喜び、二人はゆびきりで約束を再び交わした。
夕暮れに笑う彗美をみてはじめは改めて思った。
「俺、こいつのことが…好きなんだ」
第14話|俺たちの餞別
あらためて彗美への気持ちに気がついたはじめは今後どうするのか悩んでいた。そんな様子をみて来島が茶化しながら運動会が終わったら転向するという衝撃の事実を告げる。
はじめと彗美はいつものように「しぶやま」へいくと「ターボ・ジーニアス」が大流行していた。そんな姿を横目にはじめと彗美はマジックを楽しむ。はじめはちょっとした彗美のボディタッチでドキドキしてしまった。
運動会で、はじめと彗美はリレーで競い合った。彗美に負けっぱなしのはじめだったが、はじめはいつも彗美の背中を見て努力していた。テストの点差も徐々に縮まり、いつか追い抜くーーそんな日がくるのかもしれない。
運動会後半のペアダンスではじめと彗美は手を取り合い、二人で踊った。そこには顔を赤くしながらも弾ける笑顔があった。
はじめは転向する来島を駅まで見送り、餞別に「変異種」のカードを渡した。
「来年1月のグランプリ京都。次はそこで会おう」
「おう!」
来島からの提案にはじめは力強くうなずき、再会を誓った。
冬がやってくる。人生で一番熱い冬が。
俺たちの伝説は激闘の第三章へと進む
第15話|俺たちの狂宴(前編)
1998年12月。日本全国で郵便番号の七桁化が完了。宇多田ヒカル『Automatic』発売。
そんな冬もはじめと彗美は「しぶやま」でマジックやイベントを楽しんでいた。
イベントが終わるとトリーさんから人数合わせで彗美が合コンに誘われる。彗美は「神納くんもいっしょなら!!」とはじめと一緒に合コンに参加することに。
合コンが始まるとはじめは隣の席の彩夏さんと話が盛り上がる。イベントは進み、王様ゲームがはじまると、はじめは王様の命令で合コン参加者のなかで一番良いと思う相手を答えることに。
はじめは「沢渡彗美」と答えたいと思ったが、嫌われることを恐れてつい彩夏と答えてしまう。
これを聞いた彗美は急に機嫌が悪くなり、体調が悪くなったからと言って途中で帰ってしまった。
「俺が怒らせちまったのか…?」
それから、はじめと彗美の関係はギクシャクして学校で会っても話をしなくなってしまった。
彗美は「しぶやま」にも顔を出さなくなり、はじめは悩む。そんなとき、プレゼント交換会でトリーさんが彗美の欲しがっていた「アンソロジー ギフトボックス」をゲットする。
はじめはどうしても渡したい相手がいるから自分のプレゼントと交換して欲しいとお願いすると…
「いいぜ、交換してやるよ。ただし、俺にM:TGで勝てたらな…!」
はじめとトリーさんの熱いバトルが始まるッ!!
第16話|俺たちの狂宴(後編)
「アンソロジー ギフトボックス」を賭けたトリーVSはじめの決闘が始まった。
三本勝負の一本目はトリーさんの「エンプティ・ハンドロック」のコンボが決まり先勝する。
二本目はサイドボードから投入した対策カードが功を奏して、はじめが勝利。1勝1敗の五分に持ち込む。
二人の勝負の決着がつきそうなところを見て、「しぶやま」の店長の奥さん・いとが動き出す。電話で彗美を呼び出し、一緒に買物をする。
いとと別れた彗美が街を歩いていると、一人のサンタクロースが話しかけてきた。
「メリー・クリスマス。ある少年からのクリスマスプレゼントだ」
サンタの正体はもちろん、はじめ。彗美も当然気がついたが、差し出されたプレゼント「アンソロジー ギフトボックス」を受け取ると感謝の言葉を伝え、また一緒に喫茶店に行こうと誘う。
こうして二人は無事に仲直りすることができて、また「しぶやま」でマジックを楽しむ日々が始まった。
「そういや、なんであん時怒ってたの?」
はじめは合コンで彗美が怒った理由を聞くが、彗美は教えてくれなかった。その代わり…
「私のことも、もう少し大事にしてよ…」
ごちそうさまです!!
1999年がやってくる…
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第4巻の感想
はじめVS来島、決着
はじめと来島の手に汗にきる本気のデュエルが決着します。バトルシーンはほんとに目の前でカードゲームをしている二人を観戦しているような気分になれます。
そして、来島は本当にいいやつ。はじめのことが大好きなんだろうなって思います。
「グランプリ京都で会おうぜ!」という爽やかな別れ方もグッドでした。
男の友情に目頭が熱くなりました
はじめの恋
来島とのデュエルを通して、あらためて彗美のことが好きだと自覚したはじめ。
14話以降は彗美のことを気にしすぎて空回りしてしまうはじめが中学生らしくて良いなと思いました。
来島にからかわれてはぐらかすはじめ、面白すぎですw
4巻の後半で彗美とギクシャクしてしまいますが、最後は無事に仲直りできてホッと一安心。
この恋がどうなるのか、しっかり見届けたいですね。
はじめの恋が成就するのか楽しみです
彗美の恋
合コン事件を経て、彗美にも心境の変化がみられました。
「好き」という描写はありませんが、かなりはじめのことを意識しだします。
そして、仲直り後のこのシーン。
破壊力が凄すぎる。
ごちそうさまでした!
彗美ちゃん、それ、恋しとるで
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『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第4巻のあらすじと感想|まとめ
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第4巻のあらすじ、見どころと感想をまとめました。
第4巻では、はじめと彗美の恋が大きく進展して、二人の関係性が寄り尊いものになってきています。今後の二人の恋にますます注目。
また、マジックのバトル描写も相変わらず秀逸。マジックをプレイしたくなります。
はじめVS来島のデュエルは必見です。
第4巻もめちゃくちゃ面白かったです
それでは、また次の巻で!