スクウェア・エニックスが運営する無料マンガアプリ「マンガUP!」で連載中の人気作「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」第3巻のあらすじと感想です。
ミーシャが15歳の誕生日に本当に消えてしまうかに注目です
「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」はスクウェア・エニックスが運営する無料マンガアプリ「マンガUP!」で読むことができます。
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「魔王学院の不適合者」これまでのあらすじ
世界の平和を望み自ら死を選び、2000年後に転生した暴虐の魔王・アノス・ヴォルディゴード。
転生したアノスはその圧倒的な魔力で魔王を育成する「魔王学院デルゾゲード」の入学試験をたやすくパスするが、現在の機器で正確な能力を測定することができず不名誉な「不適合者」として入学をする。
「不適合者」の烙印を押されてもアノスは授業で圧倒的な力を見せつけ、班別対抗戦に見事勝利。
アノスは班別対抗戦を通じてミーシャ、サーシャ姉妹と親睦を深め、3人でダンジョン試験に挑むがそこでミーシャから衝撃の事実が伝えられる。
「魔王学院の不適合者」第3巻の主な登場人物
アノス・ヴォルディゴード
転生した暴虐の魔王。
圧倒的な魔力と力を見せつけるも現代の測定技術でその力量を正確に測ることができず「不適合者」として「魔王学院デルゾゲード」に入学する。
班別対抗戦では圧倒的な力を見せつけて勝利した。
ミーシャ・ネクロン
銀髪の無口な美少女。
入学試験会場に向かう途中にアノスと出会い、友達になる。
サーシャ・ネクロンは双子の姉。
15歳の誕生日に消えてしまうらしいが、その意味するところは…?
サーシャ・ネクロン
ミーシャの姉で「破滅の魔眼」をもつ金髪ツインテール美女。
ダンジョン試験でミーシャを襲い大怪我を負わせる。
アイヴィス・ネクロン
アノスが転生する前に自らの血で生み出した7人の使い魔。
現在では「七魔皇老」と呼ばれている。
アノスに記憶を探られるもアイヴィスの中にアノスの記憶はなかった。
エウゴ・ラ・ラヴィアズ
時間の秩序を守る神。
サーシャとミーシャを救うために過去改変を試みたアノスに裁きを下す。
アヴォス・ディルヘヴィア
現在の世界で語り継がれている2000年前の暴虐の魔王の名前。その正体は不明。
「魔王学院の不適合者」第2巻のあらすじ
第9話 二度目の勝負
「15歳の誕生日、午前零時にわたしは消える」
ミーシャから告げられた衝撃の事実。
実はミーシャとサーシャは元々は一人の人間で、生まれてすぐにアイヴィス・ネクロンの《分離融合転生》によって肉体と魂を分けられていたのだった。
そして、15歳の誕生日になるとミーシャとサーシャは再び一人に戻り根源であるミーシャが消える運命だった。
アノスはこの理不尽な運命にあるミーシャを救うことを決意する。
サーシャも実はミーシャを救うための魔法を用意していたが、自分の力では魔力が足りず発動することができなかった。
そこでアノスに理不尽な勝負を挑み、自分が作った魔法をアノスに発動させる。
この魔法はミーシャとサーシャの根源を同じくする魔法で融合した時の人格をミーシャにすればミーシャを助けられるという魔法だった。
ただし、この魔法はサーシャの人格を消す魔法であり、発動するためにはミーシャがサーシャを拒絶しなければいけなかった。
サーシャはこの日ミーシャに拒絶されるために、これまでミーシャに冷たくあたり、嫌われるように振る舞ってきた。
ただ、実際はミーシャのことが子供の頃から本当は大好きだった。
それでも、ミーシャを救うためにサーシャは嫌われ役を演じ、そして人格交代の魔法が発動する…
第10話 奇跡の行方
サーシャの人格交代の魔法は失敗に終わった。
原因はミーシャがサーシャを拒絶しなかったから。
ミーシャもサーシャのことが大好きだったのだ。
ここでアノスが動く。
魔法《時間操作》でミーシャとサーシャは双子だったという過去にすることで二人を救い出そうと考えたのだ。
魔法の説明が終わり、いざ《時間操作》を唱えようとしたところ、天井が崩れアイヴィス・ネクロンがやってきて巨大な黒い魔剣「ガドル」でアノスの胸を貫いた。
アイヴィスはサーシャにかけた《分離融合転生》で始祖を転生させようとしていた。
それが間も無く完了するのだから邪魔者のアノスを排除しようとするのは当然だ。
胸を貫いたことでアノスは絶体絶命かと思いきや、剣で胸を貫かれたまま涼しい顔で立ち上がった。
アノス「たかだか心臓を潰したぐらいで俺が死ぬとでも思ったか?」
アノスはアイヴィスの顔を掴み反撃。アイヴィスを動けなくした。
改めてアノスは《時間操作》で時間操作を開始。
すると空間が裂けてそこから大きな鎌を持った時の番神エウゴ・ラ・ラヴィアズが現れた。
第11話 時の番神
時の番神エウゴ・ラ・ラヴィアズは時間の秩序を乱すものに裁きを下す神。《時間操作》による時間操作で過去を改変しようとするアノスを殺すために現れたのだ。
“今”のエウゴ・ラ・ラヴィアズはより効率的に秩序を乱す対象を抹殺するため《時間操作》の術者と敵対しているアイヴィスに力を与えて、アノスの抹殺を命じた。
アノスはこの”今”のエウゴ・ラ・ラヴィアズという言葉に違和感を覚えながらも神の力をえたアイヴィスを攻撃。
アイヴィスはエウゴ・ラ・ラヴィアズの力で時間を巻き戻すことができるようになり、アノスの魔法の時間を巻き戻しかき消した。
アノスの狙いはアイヴィスが持つ《時神の大鎌》だったが、アイヴィスも狙いは分かっている。
そこでアイヴィスは《時神の大鎌》を自分に突き刺し、《魔法具融合》で鎌と融合。
弱点がなくなったアイヴィスは逆にアノスの弱点ミーシャとサーシャに狙いを定めて攻撃を仕掛ける。
攻撃に耐えるアノスだが最後はミーシャとサーシャをかばい、背後からアイヴィスの《時神の大鎌》で体を貫かれてしまった。
《時神の大鎌》によってアノスは永劫の時を一瞬のうちに重ねられしまい、消えてしまったーー
アイヴィス「二千年前、そなたが戦いから逃げた時点で今日こうなることは決まっていたのだ!!!」
アノスが消えたことでアイヴィスは笑いが止まらなかった。
アノス「どうやら俺のことを忘れたわけではなかったようだな、アイヴィス」
消えたと思ったアノスが現れ、アイヴィスの背後から肩を掴んだ。
アノスは《蘇生》で蘇っていた。
いま、アノス達が戦っている場所は魔王城。
実は魔王城こそがアノス・ヴォルディゴードが所有する最強の魔法具だった。
アノス「来い、ヴェヌズドノア」
第12話 誕生日
アノスは理滅剣ヴェヌズドノアでアイヴィスの腕を切り落とした。
時の番神の力を得ているアイヴィスは時間を戻し腕を治せるはずが治らない…
それもそのはず。
理滅剣ヴェヌズドノアは万物万象を滅ぼす始祖の魔剣で摂理、運命、奇蹟だろうとねじ伏せてしまう力を持っていた。
逃げようとするアイヴィスの顔を掴み、アノスはヴェヌズドノアでアイヴィスを倒した。
アイヴィス「摂理ノ…枠ニ収マラヌ…不適…合…者……」
アイヴィスは消えて《時神の大鎌》だけが残った。
アノスは《時神の大鎌》を手に入れると同時に魔力の流れがおかしいことに気がつく。
そして《蘇生》を唱えるとアイヴィスが蘇った。
アイヴィスはエウゴ・ラ・ラヴィアズと融合する前から別の根源と融合していたのだ。
今回、アノスが倒したのはエウゴ・ラ・ラヴィアズ、アイヴィスと融合していた根源の1つでアイヴィス自身の根源は残っていたので《蘇生》で蘇ることができた。
蘇ったアイヴィスは二千年前にアノスに仕えていた本物のアイヴィス・ネクロンだった。
アノスはアイヴィスに残る七魔皇老の調査を命じ、サーシャとミーシャの過去改変も無事に終了。
気づくと朝日が昇っていた。
サーシャとミーシャは無事に二人とも15歳の誕生日を迎えたのだ。
試験が終わった後、3人はアノスの家へ行き誕生日を祝うことに。
アノスはプレゼントでミーシャに指輪を渡し、15歳になった感想を聞いた。
ミーシャは素直に15歳を迎えることが怖かったといった。
だがもう、恐れる必要はない。
15歳を最高の笑顔で迎えることができたのだから。
「魔王学院の不適合者」第3巻の感想
アノスの圧倒的強さとカッコよさ
3巻もただひたすらにアノスがカッコ良かったですね。
強さはもちろん、魔王としての心構え、配下に対する思いなどとにかくイケメン要素ばかりでした。
これはミーシャもサーシャも惚れるのはしょうがない
特に今回出てきた理滅剣ヴェヌズドノアはカッコ良かったですねー。
黒い剣で全ての理を滅するといかもう最高。
強さの底がまだまだ見えないので今後も圧倒的な強さで敵を倒していくでしょう。
今後もアノス様の強さから目が離せません。
サーシャ&ミーシャ姉妹最高
3巻はサーシャ&ミーシャ姉妹にも注目。
ミーシャの秘密、サーシャのミーシャに対する思いなど1巻、2巻の伏線がしっかりと回収されています。
サーシャとミーシャが仲直りできて本当に良かった
この二人はアニメ化されたら人気ヒロインになりそう。
「Re:ゼロから始める異世界生活」のレム・ラム姉妹の再来の予感です。
明かされる謎と深まる謎
第3巻ではこれまでの伏線が少し明らかになり、新しい伏線もたくさん出てきました。
アイヴィス・ネクロンはアヴォス・ディルヘヴィアによって過去の記憶が消されて何者かと融合された状態でした。
アヴォス・ディルヘヴィアはかなりの力の持ち主ですね
他の七魔皇老も同じような状態なのでしょうか。
また、どうやらアノスが転生する二千年の間にアヴォス・ディルヘヴィアがアノスを倒すために画策していたことは明らか。
この辺りの謎が今度明かされるのが楽しみです。
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「魔王学院の不適合者」第3巻のあらすじと感想まとめ
「魔王学院の不適合者」第3巻のあらすじと感想について書きました。
第3巻はミーシャとサーシャの秘密が明らかになり、アノスとアイヴィス・ネクロン(エウゴ・ラ・ラヴィアズ)の激しい戦いが描かれた濃密な巻でした。
ミーシャ&サーシャ問題がひと段落して次はどのような話になるのか楽しみです。