世界的人気のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通じた友情と恋愛模様を描く青春ラブコメ漫画「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」第5巻のあらすじとレビューです。
第5巻は、はじめが「マジック:ザ・ギャザリング」の大きな大会「グランプリ京都」に出場。結果はいかに。そして、彗美と八雲も火花を散らします。
一部ネタバレを含みますのでご注意下さい
関連記事 【ネタバレあり】「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」4巻のあらすじと感想
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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。|第4巻の主な登場人物
神納はじめ(かのう はじめ)
神河私立ときわ木中学校に通う中学二年生の男子で学年2位の頭脳の持ち主。「マジック:ザ・ギャザリング」にハマっており、黒デッキを愛用している。
自転車で1時間離れた街で偶然「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしているライバル・彗美と出会う。マジックを通して彼女と交流していき、いまでは特別な存在になりつつある。
沢渡彗美(さわたり えみ)
神河私立ときわ木中学校に通う中学二年生の女子で学年一の頭脳をもつ才色兼備の優等生。
「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしているが、学校のイメージと180度違うため秘密にしている。白デッキを愛用。アムラー。
偶然「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしているところはじめに見られたことをきっかけに交流を深めていき、特別な存在になりつつある。
諏訪原八雲(すわばら やくも)
はじめ、彗美と同じ中学二年生の女子で黒デッキを愛用。
渋谷のDCIトーナメントセンターで行われていた大会に出場した時に、はじめが声をかけたことで仲良くなる。
窪佐原真由というもう一つの名前を持っている。
来島卓(くるしま すぐる)
神河私立ときわ木中学校に通う中学二年生ではじめとは中学入学以来の親友。第4巻で転校した。
グランプリ京都での再会を誓った。青デッキ使い。
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第4巻のあらすじ【ネタバレあり】
第17話|続・俺たちの彷徨
1999年1月2日。はじめは初詣で神社にきていた。グランプリ京都での優勝、彗美との今後について願掛けしていると声をかけられる。
そこにいたのは巫女服姿の八雲。母方の実家が神社で手伝いをしていたのだ。
ちょうど巫女の仕事が終わった八雲とはじめは早速「マジック」で対戦をする。対戦を楽しみ、一段落したところで、八雲とはじめは宴会用のお酒を買いに街へ行くことになった。
酒屋へ行く予定が八雲が迷ってしまい二人はデートのように街を歩いた。はじめはその道すがら、あらためて八雲が女の子であることを確認する。(はじめは八雲が男の子だと思っていた。ちなみに当時、男の娘という概念はまだない)
無事にお酒も買い、あとは帰るだけというときに、八雲は転んで足をけがしてしまう。はじめは八雲をおんぶし、好きなアニメ、好きなゲームの話をしながら帰宅する。
八雲はそれが少しさみしかった。はじめは自分のことを女の子として見てくれていないのではないか。
「わ、私といても…ドキドキしない…?私は…ド…ドキドキしてるよ…」
「…俺も…ちょっとだけ…ドキドキしてる…」
はじめは無事に八雲を家に送り届け、グランプリ京都での再会を誓う。
後日、「しぶやま」では総力を上げてはじめのマジックの腕前を上げるための特訓が始まるのであった…
史上最大の戦いが始まる
第18話|俺たちの絶対に負けられない戦い(前編)
1999年1月16日、国立京都国際会館で国内三回目となるM:TGの大規模大会「グランプリ京都」が開催された。
本戦には出場しない彗美と八雲の二人は金閣寺を訪れ、そこで彗美の従兄弟・白金久遠と出会う。女嫌いの久遠はすぐに逃げるがマジックの実力は凄まじく「恐るべき天才児」という二つ名がつけられていた。そして、彗美にマジックを教えた人物が久遠だった。
初日の戦いを勝ち抜いたはじめの二日目の戦いがはじまる。
親友・来島との再会、彗美と八雲の激励と3人の中で誰が一番いい成績を残せるかという勝負、「しぶやま」での特訓の成果もあり、はじめは順調に勝ち星を積み上げていく。
手応を感じ、決勝進出に向けて気力が高まるはじめの次の相手は白金久遠に決まったーー
そのころ、別の種目に参加していた彗美は来島と対戦することになった。
「あッえっ、ちがっ…違うの来島くん、誤解なの!」
学校の知り合いにマジックをプレイしていることをひた隠しにしていた彗美はめちゃくちゃ焦るのであった。
第19話|俺たちの絶対に負けられない戦い(中編)
はじめと久遠の決闘が始まった。
「しぶやま」での特訓を思い出しながらはじめは久遠と互角に戦う。クリーチャーで押すはじめにたいし、久遠はスペルやライフ回復でうまくいなしていく。
終盤、はじめは「シヴのヘルカイト」を召喚して勝負を決めにいくが、久遠は「金粉のドレイク」で「シヴのヘルカイト」を奪い、「ゼフィドの抱擁」によって勝負を決めたーー
久遠はそのまま6戦全勝で決勝トーナメント進出を決める。(決勝トーナメントは私用のため辞退)
彗美と八雲もオープントーナメントの決勝トーナメントに進んだ。
はじめは久遠に負けてから残りの試合を全敗し、決勝トーナメントには進めなかった。6戦目が終わると外に飛び出し、みんなの期待に応えられず悔し涙を流していた。
落ち込むはじめを彗美は後ろからそっと抱きしめる。
「明日は私が神納くんの分もがんばる…」
「……来んなっつったろ…」
そんな二人の姿を遠くから八雲が見ていた。
第20話|俺たちの絶対に負けられない戦い(後編)
予選で敗れ、落ち込むはじめを後ろから抱きしめる彗美。そんな様子を目撃した八雲は声をかけられず隠れてしまう。
モヤモヤが残るなか、八雲と彗美はオープントーナメントの決勝トーナメント1回戦をそれぞれ勝ち上がり、2回戦で相まみえることとなった。
彗美は八雲と対戦する前に大会初日に約束した最も良い成績を残せたときのプレゼントで何が欲しいか問いかける。
「私は…神納くんが欲しい…」
思わぬ解答に驚きながらも彗美も火花を散らす。
「それだけはさせない。絶対に」
こうして彗美と八雲の負けられない戦いが始まった。
一進一退の攻防が続くなか、八雲は切り札「ヨーグモスの意思」を唱え一気に形成を逆転する。
圧倒的不利な状況のなか、彗美は最後のドローにすべてを賭けた。
「ごめんね、八雲ちゃん…私も八雲ちゃんにだけは負けられないの…」
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第5巻の感想
グランプリ京都でのアツいカートバトル
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』の魅力の1つが大人気カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」の本格カードゲームシーンです。
第5巻は現実の1999年に実施されたグランプリ京都と同じシチュエーションではじめが優勝を目指して対戦をします。
最終的には「恐るべき天才児」の異名を持つ白金久遠に破れますが、はじめVS久遠の戦いはマジックを詳しく知らない人でも手に汗握る攻防を楽しむことができるのではないでしょうか。
はじめの今後のプレーヤーとしての成長、ライバルになりそうな久遠との対戦に期待していきたいです。
面白すぎてページをめくる手が止まりませんでした
八雲の恋
5巻は八雲がぐいぐい攻めてきます。第17話の初詣の話はもう完全に恋する乙女。
はじめにおんぶされているときのセリフの破壊力が凄まじかったです。
そして、グランプリ京都で彗美への宣戦布告。
八雲の恋がどうなるのかにも注目ですね。
はじめ、モテモテやんけ
彗美と八雲の負けられない戦い
グランプリ京都で、はじめを賭けた彗美VS八雲の対戦も激アツです。
カードバトル自体も面白いですし、はじめを取り合う女性陣という構図もバッチバチしていて目が話せません。
どのような結果が待っているのか。第6巻がめちゃくちゃ楽しみになります。
続きを、はやく続きを!
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『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第5巻のあらすじと感想|まとめ
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第5巻のあらすじ、見どころと感想をまとめました。
第5巻はグランプリ京都を舞台にしたアツいカードバトル、強敵・白金久遠の登場、八雲の恋、はじめをかけた彗美と八雲のバトルなど見どころだらけです。
キャラも個性が出てきて、話もどんどん面白くなってきていますね。
第5巻もめちゃくちゃ面白かったです
それでは、また次の巻で!